令和4年1月号
「認定看護師」を訪問看護ステーションにも!!
「訪問看護ステーションはんずあい」を開設し、17年が経ちました。平成27年9月の「ドクター&ナースのつぶやき」に一度掲載させていただきました。(良かったら見てください(^^♪ みんな若い!!) その後、平成27年12月には、門司区と小倉北区にあった2カ所の事業所を統合して、現事務所に移っています。 在宅看護の発展を意識して名づけたステーション名、「はんず(手)+あい(目)=看」も地域の多職種の方々に周知され、多くの利用者の依頼をいただけるようになりました。 現在、22名のスタッフで、門司区、小倉北区、小倉南区の約190名の利用者の訪問をしています。 この17年間を振り返ってみますと、利用者の医療的ニーズの割合は格段に高くなり、訪問看護師の個々の能力がケアの質を左右すると感じてきました。在宅という、看護師の裁量の力を大きく生かせる場において、認定看護師の専門性が必要だ!と思い、平成25年に皮膚・排泄ケア認定看護師を採用しました。同時期に自らも、緩和ケア認定看護師の資格を取りに行きました。50歳という年齢で、学びを共有した若い仲間との切磋琢磨した日々は貴重なものでした。
それから8年・・・紹介元病院からの褥瘡・ストーマの重症ケースやがん末期の依頼、他の訪問看護ステーションやケアマネジャーからの相談が増えてきております。 当ステーション内においても、定期的な勉強会を開催し、SNSを利用して個々の利用者においてアドバイスすることで、看護師各々の能力も確実に向上していると感じています。 また、「専門性の高い看護師による訪問看護」という制度を他のステーションと連携して、何度か使いましたが、実際には「月に1回を限度」ということで使いづらく、2ステーション制を利用して関わらせていただいているのが現状です。他のステーションと協働していくことで、知識や技術の伝達ができ、訪問看護全体の質を上げることができると考えています。 今更ながらですが、看護というのは奥が深いとつくづく感じます。訪問看護の対象者もさらに多様化してくると思います。今後、あらゆる専門性を持った認定看護師が訪問看護ステーションを活躍の場として働いてくれると、在宅医療も益々発展することでしょう。 認定看護師を雇用すること、そして認定看護師養成研修に当ステーションからも出せるような環境づくりをしていきたいと考えております。
訪問看護ステーションはんずあい 管理者 高橋 貴子 TEL 093-512-0507 FAX 093-512-0508
【過去のつぶやき】
楽らくサポートセンター レスピケアナース 管理者・在宅看護専門看護師 山田真理子
訪問看護ステーション ちぇろっと 管理者:廣門 優子
福岡県済生会 訪問看護ステーションなでしこ 徳永 はるみ
訪問看護ステーションいわさき 管理者 蒲原祐子
(株)株式会社カラーズハウス カラーズ訪問看護ステーション 管理者 今福 直美
(株)JIN訪問看護ステーション悠 管理者 弘田 亜紀子
久留米医師会 むた ほとめき クリニック 院長 牟田 文彦
八幡医師会訪問看護ステーション 管理者 伊藤富美代
九州がんセンター訪問看護ステーション 竹山 由子
アップルハート飯塚訪問看護ステーション 上野 美津江
八女筑後医師会 八女筑後訪問看護ステーション 管理者 松ア里恵
(一社)在宅看護センター北九州 代表理事 坂下 聡美
柏愛会訪問看護ステーション 管理者 木下 希実
訪問看護 ナースステーションゆめの樹 管理者 塩谷 嘉代
朝倉医師会訪問看護ステーション 管理者 穴井 京子