医療法人　原三信病院
訪問看護ステーションおおはま
管理者　那須　百合美

　当ステーションは、医療法人 原三信病院が設置主体の訪問看護ステーションになります。病院に近いマンション１階にステーションがあり、事業所の名前の由来である大浜校区に地域に根ざしたステーションとして、地域の関係機関と連携協力しながら在宅療養生活を支援しています。
　職員は、訪問看護師5名、理学療法士1名、事務員1名が常勤で勤務しています。居宅介護支援事業所が併設していることで、ケアマネジャーとタイムリーな情報共有ができ、利用者さんの状態の安定や安心感に繋がっています。利用者さんは、一人暮らしや高齢世帯が多く、介護保険での訪問が約8割〜9割を占め、認知症のある方が増えています。その人らしい暮らしや可能な限り最期まで自宅で過ごしたいという思いに寄り添いながら、かかりつけの先生、薬局の薬剤師さん、ケアマネジャーさん、介護サービス事業所など地域の関係機関と連携協力しながら在宅療養生活を支援しています。
　急性期病院では在院日数の短縮により退院支援の充実が求められています。患者さんやご家族が安心して退院できるように、病院看護師さんや医療ソーシャルワーカーさんの同行訪問を受け入れ、訪問看護の支援内容や社会資源の活用方法について理解を深めてもらっています。その他にも、地域住民の方への介護講座、看護学生の実習受け入れ、多職種勉強会開催など様々な活動を行っています。小規模ステーションですが、一人一人が専門職として自己研鑽し能力を発揮できるように教育体制を整え活動を支援しています。又、当ステーションの緩和ケア認定看護師や母体病院の皮膚排泄ケア認定看護師など専門看護師への相談や同行訪問などを行い、緩和ケアや褥瘡ケアの充実に向け取り組んでいます。
　これからも、病気や障がいをお持ちの方が、住み慣れた地域で自分らしく安心して暮らせるように、利用者さんや地域のニーズに添った支援や活動を続けていきたいと思います。

【過去のつぶやき】